2011年3月17日木曜日

ダイビング業界はどうなるのか!

朝からテレビ、ネットでは東関東大震災のニュースでもちきり。

こんなときに、沖縄へダイビング旅行なんて、
ちょっと周りの目を見ても、行くことには勇気がいる。

と、いうよりも僕だってこんなときに会社を休んでまで、
遊びに行こうなどとは思わない。

とゆーことで、当店でも東北方面のゲストだけでなく、
関東方面のゲストも全般的にキャンセル。
まあ、こんな時だから仕方の無いことなんですが・・・。

ただ、震災から早1週間。
もうそろそろ事態が収束に向かってもいいんじゃない?って思うところですが、
事態はさらに深刻な状況に・・・。

そう、福島第1原発において大きな火がまだくすぶっている状態。
こいつが大きな火になってしまったときには、
今回の震災以上の被害を被ることは間違いない。

しかも、普通の火ではなく、核の炎。
今日、明日でなんとか事が落ち着いたとしても、
そう簡単には消えないし、おそらく数日のオーダーではなく、
数週間のオーダーで予断の許せない状況が続きそうだ。

そんな状況が続き中、ここ沖縄ははっきりゆって平穏な日々。
おそらく原子力発電所の話が無ければ、
津波が来ない時点で日常生活に全く問題無いと思ってる人が多い。

ま、南国の人は往々にして楽観的な人が多いのだ。

ですが、沖縄はその収入の多くを観光産業によって成り立っている。
それが、徐々にではあるけど、ダメージを受けていることは間違いない。
今後、震災の影響が長期化すれば、
県外からの観光客をあてにした職種で大きな打撃を受けることは必至だ。

ホテル、観光地、お土産物屋、そして我々ダイビングショップは大打撃。
一昨年は大不況、昨年はインフルエンザ、そして今年は大震災と、
3年連続、沖縄を訪れる観光客は減りつつある。

特に、今月末には海開き、観光客も徐々に増えてくるという最中のこの災害。
なんとか冬を乗り越えて、さぁ夏だ、ガンバロウというときに、
出鼻をくじかれるような思いかもしれない。

被災された方には募金という形で力になってあげたい。

しかし、その募金するだけの余裕を作る術が見いだせないのだ・・・。

うちみたいな小さなショップであれば、
無きに等しい収入がほとんど無くなるだけだからいいけど、
船や広い店舗、多くのスタッフを抱える大規模店は、
本気で今年が大きな山場をむかえることは間違いないといってもいいだろう。

2011年3月1日火曜日

冬の残波岬ってどうなんですか?

昨日、ちょうど南風。

ならば!ということで残波岬でダイビングしてきましたよ。

水面は多少波あり。
いやリーフエッジは巻いていたかな。
真栄田岬はベタ凪でも、
南西よりの風が入ってくると残波岬は波があたるみたい。

潜ってみると、透明度はまずまず。
20mぐらいは余裕で抜けているのでは・・・。

ただ、透明度がいいのはいいんだけど、
流れがかなりきつい。
中層泳ぐのがちょっとしんどいくらい。

小潮でこれだから、大潮だったら水底から離れられないかも。

見た大物はネムリブカ、バラクーダ・・・のみ。

マクロではピグミー、ユキンコ、ウミウシ少々。

う~む、ここって夏のほうがウミウシが多いかも。
冬だからといって爆発的に増えることはない。
むしろ、夏場のほうが珍しい種、大きな種が増えてくるかも。

おそらく、北風ピューピューでエントリーできないときなんて、
もう強烈に流れているはず。
なのでウミウシ達も岩の奥深くに隠れるか、
ぶっ飛んでいっていなくなるというのがおちなんだろう。

けど、この時期でも残波に入れたってのはうれしいよねぇ。