2010年4月21日水曜日

ハナヒゲウツボの3ステージ

今日はイシキリへ。
どこそこ?って思うダイバー多いのでは。
沖縄本島北部の名護湾にあるポイント。
ちょうど採石場が近くにあるのでこの名前らしい。

入ってみるとデカイ岩がゴロゴロ。
まさにお・と・こ~って雰囲気がぴったり。
サンゴとか砂地とか癒し系とは正反対。
ガツンとダイビングしたい人がワクワクしそうかも。

ここの名物はなんといってもハナヒゲウツボ。
しかも、黒、青、黄と3色見れちゃう。
コラムの中でも書いてるので、見てみてちょ。
黄色のハナヒゲウツボ

まずは黒。
こちらはハナヒゲウツボが幼魚の段階。
体は真っ黒で背中に黄色のラインが入ってます。
砂辺とか真栄田岬でも季節によっては出没することも。

ダイバーに人気の成魚の青。
まさに蛍光ペンで塗ったくったような鮮やかなブルー。
この子がいるだけでダイビングポイントになっちゃうぐらいの目立ちよう。
しかも、ハナヒゲの名の通り、口の先の鼻弁が大きく成長。
かなり好奇心も旺盛なので、カメラに向かってしきりに威嚇してくるよ。

最後は超がつくほどレアな黄。
黒→青とそして老成すると性転換!?
そして黄色になっちゃいます。
世界的にも観察できる場所は限られているそう。
なんとそのレアな生き物が沖縄本島、しかもビーチダイビングで見られちゃう。
これは是非、見とかないとダイバーとしては一生の不覚・・・。

ちなみに黄色はなかなか見れません。
僕も打率はギリギリ50%ぐらいでしょうか?
思うに、引っ込むとなかなか出てこない。
そして、ちょこちょこ移動することが、
幻の黄色と言われる所以なような気がする。

今日は1ダイブ目、減圧ギリギリで発見。
なんとか1枚だけ写真におさめて、
2本目で見りゃいいや~って早々に退散。
が、2本目。
おらん・・・。
その辺りをグルグルと、3回ぐらい見に行ってもお顔は見せず。
まあ、これだけ臆病なんだから、
黄色になるまで生き延びてこられたのでしょうけどね。

ちなみに写真はコチラのほうがきれいかも。
勝手にリンクさせちゃってますが、
やはり一眼レフはダントツに美しい写真が撮れますな。

ほしい・・・。